SDGs
SDGs経営
私たちが考えるSDGs経営
SDGsとは
「SDGs(エスディージーズ)」とは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。2015年9月に国連で開かれたサミットの中で世界のリーダーによって国際社会共通の目標が採択されました。持続可能な世界を実現するために、「貧困をなくす」「気候変動に具体的な対策を」「産業と技術革新aの基盤をつくる」といった17項目と、それらを達成するための具体的な169のターゲットで構成され、地球上の「誰一人として取り残さない」ことを誓っています。
なぜ世界的にSDGsが求められているのか
地球環境は深刻な課題を数多く抱えています。
CO2排出量増による温暖化、異常気象による自然災害の甚大化、森林の砂漠化と水不足など世界全体が共有する危機意識が高まっています。一方、人が生活する社会においては、貧困や差別などの問題が未解決です。
それにもかかわらず、世界人口は現在の77億人から2050年には97億人へと増えるとも予測されています。このまま人口が増え続ければ、もしかすると貧困層が増え、環境破壊が進み、足りない食料や資源を奪い合って争いが絶えなくなるという未来が待っているかもしれません。
「このままではいけない」という世界中の人々の危機意識が、SDGsの採択とその推進という行動に表れています
SDGsをビジネスに実装する目的
ビジネスシーンでは
「収益と社会貢献・社会課題の解決は
対立するものではなく、両立されるべきもの」
というコンセプトや理念が広がりつつあります。
SDGsやサステナビリティに対するコミットメントを
企業戦略の中核に据えて推進している企業が増えています。
SDGsをビジネスに実装する目的は多数ありますが、
ここでは代表的な2点をご紹介します。
1.本業を通じて地域や社会への貢献にコミットし、社会から永続的な信頼を獲得する
昨今の消費者の購買行動は、変化しつつあります。
最近では「ファストファッション」で時代の潮流を作った世界的アパレル企業が、
日本での店舗オープンのときに長い行列ができていたことは記憶に新しいことでしょう。
しかし、2015年に過去最高の売上高となった、そのわずか4年後の2019年に倒産したことをご存じですか?
一時は、常に最新のデザインの服が格安で手に入るため人気のブランドとなりました。
ところが、消費者が消費サイクルが短く使い捨てとなる服を良しとせず、
長く着られるアイテムを重視するなどといった購買行動へと変化したために急速に失速しました。
このように、時代のニーズを読み違えると市場から退場を余儀なくされることになります。
これからは、企業のあり方が問われる時代です。
社会問題の解決と自社の利益を両立させるという企業のあり方に目覚め、実行すること。
それが社会からの支持や信頼獲得につながるのです。
2.社員にこの会社で働く明確な動機づけをもたらし、
モチベーションアップや成長を期待できる
SDGs実装に成功している企業で働く社員は、
みなモチベーションが高いという共通点を持っています。
社員がイキイキと発言する雰囲気や肯定の対話が積み上がる組織であることがベースにあるからです。
容易に解決できない社会課題に取り組むためには、今までの常識に囚われず、7、8割が賛成しないような少数意見や、連想できそうにないアイデアが採用される環境であることが最も重要です。
また、SDGsに取り組む企業は顧客から支持をされますので、社内の士気も高まります。
一人ひとりが自社商品・サービスの社会に果たす意義を理解することで、
この会社で働くことに誇りを持つことができれば、大きなモチベーションにつながります。
SDGsの社内浸透がなぜ必要なのか
SDGsを自社の方針に掲げたものの、
社員からは「余分な仕事が増えた」と“やらされ感”が
出て、うまく社内に浸透しない
という経営者のお悩みをよく耳にします。
SDGsは、方針を掲げただけで社内浸透が伴わなければ、
企業に対する周囲からの信用度に影響しかねません。
逆に、全社員でSDGsに取り組むことができるようになると、
社員自身の言葉でSDGsの意義や考えを持ち、
自社が向かうビジョンや目標に合致させて語れるようになります。
社員の一人ひとりが自社の商品・サービスに自信を持って
説明できるようになることでしょう。
そうなれば、企業の信頼度が高まり、ますます多くのお客様から
支持されるという循環が生まれます。
ここにSDGsを本業に組み込む大きな理由があります。
私たちE‐PROJECTは、全社員が能動的にSDGsに取り組み、
自由発想と意見だしができる場づくりと、成果に繋げるためのコミュニケーションの調整機能を果たします。
あなたの会社の事業と全社員に対するSDGsの浸透をサポートします。
私たちは「SDGs経営」を実装したい
経営者を全力で応援します!
私たちは経営者を社外からサポートするスペシャリストを自負しています。
経営に関するどんなお悩みもお気軽にご相談ください。